アルマイトなら【光研電化】高品質なアルマイト加工をご提供します!

社長ブログ

真っ暗けっけ

もう何日か前の話になりますが、イタリアに滞在している時にカミさんからラインが入りました。

”愛犬の目が突然見えなくなってしまった!!!!” との事です。

この犬は6年くらい前に保健所で保護され、飼い主は現れず翌日には殺処分になるところをギリギリで引き出してきた犬です。

本当の名前も、年齢もわかりません。

つれてきたときはボロボロのガリガリ状態で、毛は伸び放題で汚く異臭を放ち、冗談抜きでどっちが頭かわからない程。

肌は病気で、両目とも目は飛び出し、眼球にカサブタができていて全盲の状態でした。

何の治療も受けさせてもらえないまま、捨てられたんじゃないかと思います。

色々とケアしているうちに片目だけ見える様になり、毛並も綺麗になりました。

ケアは妻がしていましたが何故か私に非常になつき、今では風呂にまでついてくる始末です^^

そんな愛犬が突然全盲になりました。  

可愛そうなのですが、しかたありません。

あちこちにぶつかりながらも一生懸命全盲に慣れようとしています。

その様子を見て思いました。  こいつ強いな!と。

人間の場合 「何で見えなくなったんだ?」 「何で私が」 「これからどうすればいいんだ?」   等々  

直ぐに受け入れ、前に進む事などできないと思います。

しかし動物はそんな事は考えません。   直ちに受け入れ、前に進みます。

見えなくなった瞬間はパニックになっていたみたいですが、今ではウロウロと歩き回り、目に頼らない生き方の練習をしています。

ちなみに耳は数年前に聞こえなくなっています。  耳、目を失った状態での生きていく練習をしています。

人間ほどの知力がないだけなのかも知れませんが、現実を受け入れる速さと、次のステップへの行動力には感服しました。

私もこれを見習い、いつまでもクヨクヨする事なく、起きてしまった現実を受け入れた上でどうするのか。

愛犬みたいに生きて行かなくてはいけないと思いました。

また奇跡的な回復してくれないかなぁ~

 

 

カテゴリー: 日常   パーマリンク

ページの先頭へ戻る

Copyright KOHKEN Co.,Ltd. All Rights Reserved.