度々お問い合わせいただく鋳物製品のアルマイトについてですが、材料としては正直アルマイトに向いていません。中には正立フォークのインナーチューブなど艶は出ないながらにも発色する素材が多い部品もありますが、正直な所アルマイトを実際にやってみないと仕上がりがどうなるか分かりません。不純物が多いと下の写真のような状態になってしまいます。
治具や他製品と比べると一目瞭然ですが色が入らず炭のようになってしまっています。
オートバイの部品ですと純正のステップ関係やエンジンカバーやオイルパンなどは残念ながら殆どの物がこのような状態になってしまいます。また塗装されている場合が多いので、その場合は塗装剥離も必要になります!