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アルマイトに不向きな部品

ちょくちょくアルマイトに向いていない部品として鋳物(特にダイキャスト製品)を何度かご紹介しておりますが、実はジュラルミンでも不向きな場合があります。

それは材質の問題では無くて高熱による問題です。

アルマイト皮膜は性質上高熱にさらされるとクラックが入り被膜が崩壊します。

その壊れた被膜の隙間から染色した染料が抜け落ちていってしまいます。染色しないハードナチュラルとシルバーのアルマイトは抜け出る染料が元々ありませんので熱害の見た目での変化はほとんどございません。

この性質から高熱がかかり続けるエンジン部品などはアルマイトでの期間的外観維持が困難な為

ノークレームの場合のみしかお受けできません。

 

 

また染料は紫外線によって徐々に退色していきます、オートバイに装着している部品で右側が左側の部品に比べて色褪せたりしていませんか?これはサイドスタンドで車両を保管していて日陰になりやすい左側と日向になりやすい右側の差です。

アルマイトの大敵は紫外線と高熱です!

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