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【AXCR2016】今年のラリーマシン!

セレモニースタートまでちょうど1週間となりました!

そろそろ先に送ってあるラリーマシンはタイに到着している頃でしょうか?^^

そこで今年のラリーマシンについて簡単にご紹介させていただきたいと思います。

そもそもナゼWR250Rなのか?は去年のブログに有りますので割愛させていただくとして、去年の参戦を踏まえ何を学び今年はどうしたか?を見て行きたいと思います。

 

まず去年初めて参戦して強く思った事、それは‟上位陣と私のような下位陣では全く違う次元のレース”をしているという事。

圧倒的なスピードレンジの違いにより全ての時間に余裕が無くなります・・・

 

対策① ガソリン補給。。。

本来で有れば朝のリエゾンで満タンにしてSS一本走り終えたサービスで補給すれば問題無いのだが、SSで時間が掛かりサービスに到着した時には撤収されていた事が何度か有った。

これはサービス隊もトップがゴールする前にゴール地点に先回りしないといけないので仕方ない事。

次のSSまでのリエゾンで運良くスタンドが有れば補給できるが、そもそも山の中なのでまず無い。

するとガソリン量に不安を抱えたまま次のSSに突入する事になる。。。

昨年はそれが嫌なので前夜コマ図チェックで途中補給が出来ない場合の走行距離を確認してタンクだけでは不安な時はペットボトルで2Lのガソリンを背負いました。

これが重い!疲れる!!身に付ける荷物が重いと無駄に疲労し長丁場のラリーでは非常に厳しい^^;

そこで今年は・・・

去年より3L大きいSafari社製タンクに交換しました、約100㎞は多く走れる計算です!

これで今年はよっぽどの事が無ければガソリンを背負う事は無いはずです^^

 

対策② 整備時間。。。

当然、走り終えてホテルの戻る時間も遅くなる訳です^^;

ホテルに戻ってもやる事はたくさん有りますので、マシン整備はなるべく早く済ませないといけません!

そこで今年は・・・

ムースを使用してムースチェンジャーを持って行く事にしました^^

タイヤ交換に出来るだけ時間を掛けたく無いという事と、基本パンクの心配が無くなるので修理用のチューブや工具を持たなくて良くなるので身に付ける荷物が軽くなり一石二鳥!

ムースは数社ある中、色々話しを聞いた中で耐久性を考えてミシュラン製のビブムースを使用する事にしました。

 

そして少しでも手間を省くため・・・

日数分のエアフィルターをオイル付の状態で持って行きます!

交換するだけで済むので時短になると思います^^

マシン整備の他にも大切なコマ図チェックやブリーフィング、もちろん食事やシャワーも済ませなければなりません・・・

次の日の朝も早いのでとにかく全てを効率よくやらないと、必然的に睡眠時間を削る事になります^^;

 

対策③ カンボジアのハイスピード。。。

一昨年カンボジアステージを走った方の話や、私が2012年に四輪でカンボジアを走った経験から‟カンボジアはハード路面の穴ぼこハイスピード!”という印象が強いです。

そこで今年は・・・

ステアリングダンパーを装着しました!

それに伴いハンドルをテーパーにコンバートしました。

そして私が長年慣れ親しんだ「レンサルジェフワードモデル」のディメンションに近付けるべく加工!コレ大事ね♪

去年はチェンマイの山岳ステージがメインだったので付けておりませんでしたが、今年は役立つ時が来るかも知れませんね^^

 

対策④ ラリコン&マップホルダー。。。

ラリーコンピューターは「rc-7」を二機、マップホルダーは「f2r」と基本的には去年と変更は有りません。

去年あったトラブルで、ラリコンの後付リセットスイッチが途中から水や泥で作動しなくなってしまいました。

総距離を見ながら走れば良いのですが、私はコマ図初心者なので基本的に区間距離を見ながら走るスタイルなので結構焦りました^^;

そこで今年は・・・

まず純正ホーンスイッチをリセットスイッチとしました。

そしてクラッチホルダーのクランプにスイッチを付けてホーンスイッチとし、配線のコネクターを共通にしたので純正ホーンスイッチが死んだら差替えればリセットスイッチとして使えます。

またリセットスイッチが去年の右側から左側になった事で、マップホルダースイッチ・コマ図の距離表示・区間距離を表示させてるラリコンを全て左側にまとめる事が出来たので認識・操作がし易くなったと思います。

去年は右側にリセットスイッチを付けるためにセルスイッチを内側に移動したのでブレーキを握りながらセルスイッチが押せませんでした!

これが押しが入ってエンストした時などに結構やっかいだったので、セルスイッチを元の位置に戻す事が出来て一件落着です^^

それとラリコンのコントロールスイッチを去年は左側にまとめていたのですが、今年は右用は右側に左用は左側に付けたのでこれも使いやすくなったと思います。

細かい所でマップホルダーのスイッチの位置を、去年は少し遠くて送り側はまだ良かったのですが戻し側の操作がやりにくかったので修正しました!

これは微妙な位置修正なんですが、長丁場のラリーですととっても気になって来るんです^^;

とまぁ配置やら位置やら細かい変更ばかりですが、これが結構重要で実際にラリーに出て使ってみないと分からない部分かもしれませんね^^

 

以上、簡単ですが去年からの私なりの対策でした!

こんな感じに自分のレベルを考えたマシン作りもラリーの楽しみの一つかも知れませんね^^

全ての対策が正解とは限りません。失敗かもしれません。でもそこはラリー中に対策?対応?順応?していくことも必要で、そこもまたラリーの醍醐味ですしね^^

とにかく目標は完走、無事にゴールの地アンコールワットにこのマシン‟コーケンWR250R”を並べたいと思います^^

コーケンフェイスブックページ:https://www.facebook.com/kohken.jp/

大会公式ホームページ:http://www.r1japan.net/axcr/index_ja.html

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