お客様からこんなご依頼がありました。
「すべてのパーツがどうなってもいいから処理してください!」
・・・本当にいいんですか?
ダイヤル部分や、ピンが入る部分がアルミではありません。しかも鋳物製品なので染まるかどうかもやってみないと分かりません。
処理後の部品です。
なんとか染まりましたがオレンジのご希望でしたが茶色っぽく仕上がりました。
ダイアルの部分は中の部品が処理中に溶けてしまった為ノッチ式なのにくるくる回ってしまします。ピンが入る部分もだいぶ広がってしまいました。
パーツとしては使えないと思います。
お客様は「興味本位でやってみたかった」
ということでしたので遠慮なく処理してみました。
このタイプのレバーもお問い合わせは非常に多いのですがこういう結果になるのが予想される為お断りさせていただいてましたが、実際の品物でご説明させて頂けるのは非常にありがたいです。
このようにアルミ以外の部品がついているとパーツ本来の機能が果たせなくなりますので、ご依頼をお考えの方はご参考になさってみてください。