マフラーステーやスイングアームの補強材などの溶接されている中空パイプなどの品物をアルマイトする際には注意点がございます。
溶接個所からアルマイト層の薬品が内部に浸透して行ってしまい液が抜けずに内部に残ってしまいます。
当然ながら酸などの薬品ですので抜かないといけないですし、水洗いもしないといけません。
よってこういった品物を処理する際にはパイプ1本の両端に4ミリ程度の穴を開けさせて頂かないといけません。穴あけの許可が頂けませんと作業自体行えません。
ご依頼の際は開けて良い面をご指示いただけると助かります!基本的には部品の裏側に開けますが、まれにどこに開ければよいのか分からない品物が有りますのでご指定頂けるのがありがたいです!