ご質問も多い部品ですが、このままできると思われて送られてくる事も多いのですが、ズバリ!このままアルマイトはできません!
このタイプのフィッティングは2~3個の部品が組合さって1個の部品になっております。
中にはOリングが組込まれて鉄系統の細いピンが打込まれて抜けないように組み合わさっています。
アルマイト処理は電気を通電させて浴槽の中で被膜を形成する処理で組合さった部品はそれぞれから接点を取らないとすべての部品に被膜が付かず色も付きません。ですので、通常処理に比べて治具への固定方法が複雑になる為料金も通常料金ではお受けできません。
尚且つ、内部のOリングも様々な薬品の影響を受けますのでダメになる前提です。
アルミ以外の異種金属は酸化処理中に溶解して無くなってしまいます。
ご依頼の際はこれらの部品の分解、組付ができる方、もしくは溶解してそのままでは使えない状態になっても良いとご同意いただける方、溶けたり損傷した部品の対処ができる方に限定とはなりますが作業自体は行えますのでご検討ください。